記念イベント「現代アートコレクション入門」

フェア期間中の28、29の両日、「現代アートコレクション入門」と題されたトークセッションを開催します。

「アートを購入する」ことは、普通の生活の中ではなかなかイメージしづらいものです。でも、洋服や小物、家具を手にいれるように、その気になればアートを自分のものにすることもできるのです。特別な場所で鑑賞するだけではなく、所有することで生活を、心を豊かにする、そんなアートの楽しみかた。今回のセッションではそんな新しいアートとのかかわりかたについて、3名の講師の方をおまねきしてお話いただきます。

セッション1は28日(金曜)午後6時から、サラリーマンコレクターの宮津大輔さん。
ギャラリーやアーティストとのおつきあいのしかたや、これまでコレクションされた作品とそれにまつわるエピソードをお話いただきます。草間弥生ヤン・ファーブルなど現代アートの超大物アーティストから、大学を出るかでないかの新人アーティストまで、宮津さんの幅広いコレクションとアーティストとのエピソードについてお聞きします。

セッション2は29日(土曜)午後2時から、今回の出展ギャラリーの一つである、東京画廊BTAPのディレクター、山本豊津さん。
現代アートをコレクションする意義や、アートの購入の仕方、その流れなど、実はあまりしられていない、アート購入にともなうあれこれをギャラリストのお立場からお話いただきます。

セッション3は29日(土曜)午後4時から。建築家の曽我部昌史さんをお招きし、現代美術を建築に取り込んだ事例を通じながら、現代美術と空間、建築との関係についてお話いただきます。
若手のアーティストに声をかけ、ご自宅にコミッションワークを制作してもらったり、オープンハウス時に展覧会やイベントを開催されたこともある曽我部さん。住宅とも親和性のある、現代アートのあれこれについてお聞きできそうです。

いずれもナビゲーターは、横浜を拠点にアジア各地で活動を行う、アートプロデューサー金島隆弘さん。近年注目される中国や韓国、台湾のアートマーケットの動向も視野にいれつつ、それぞれの講師の方からお話をおききします。

会場はいずれもJPホームXプロジェクトホーム1です。
(聴講には入場パスが必要です。)


(⇒横浜アート&ホームコレクション公式ホームページ